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キシリトールの正しい知識

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虫歯予防に役立つ、天然甘味料で体に優しい、ダイエットにも最適…といったイメージが強いキシリトール。しかしややイメージが先走りしすぎている面もあります。虫歯予防などに正しく役立てるためには正しい知識を身につけることが不可欠です。
まず天然甘味料であること。確かに天然素材から作られているものですが、ほとんどの甘味料はみな素材は天然です。キシリトールは工場で分解や生成した上で水素添加して作られます。決して天然素材そのままの甘味料というわけではありません。
それから虫歯の原因となる酸の生成を抑制すること。確かにキシリトールは砂糖に比べれば酸の生成を抑制することはできますが、他の甘味料でも同様の効果はあり、あまり過大評価は禁物という意見もあります。

キシリトール関連商品の内容にも注意が必要です。主成分にキシリトールが使用されていても添加物が原因で虫歯になる恐れもあります。砂糖が少しでも加えられていればそれだけでも虫歯のリスクは大幅に増しますから、キシリトール製品なら何でも虫歯予防になるという考えにも注意が必要です。
ヨーロッパ、とくにフィンランドではキシリトールを虫歯予防に導入することによって子供の虫歯を大幅に減らすことに成功したと言われています。しかし実際にはフッ素塗布との併用によって虫歯の大幅減を実現することができたというのが本当のところ。キシリトールだけでは十分な効果が得られたかどうかは未知数とも言われています。
このように、日本ではキシリトールの効果が過大に宣伝されている面があります。もちろん虫歯予防に高い効果が期待できるのは間違いありませんが、キシリトールガムさえ噛んでいれば歯磨きはしなくても大丈夫、などと誤った考えを抱かないよう注意したいものです。


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